【論】 仕事をする意義
人はなぜ仕事をするのでしょうか。
仕事には、ツライ仕事、やりたくない仕事、いろいろあります。
中には、面白みを感じる仕事もあることでしょう。
では、これらの仕事をする意義はどこにあるのでしょうか。
生計を立てるため、家族を養うため、すなわち、賃金を得るためというのが、仕事をする重要な意義になり得ることは疑いようがありません。
でも、お金のためならどんな仕事でもできるか、といえばそうではないでしょう。
肉体的・精神的にできない仕事はあるはずです。
そして、能力的にできない仕事も。
仕事をする意義について、いろいろと考え方はあると思います。
でも、私は、することができるから仕事をするのだ、というように考えています。
することができなければ、仕事はできない。
そして、することができない人に仕事をせよ、というのはあまりにも酷です。
一方で、することができるのに仕事をしない、という選択肢はない、と考えています。
自分ができると思う仕事、実際にやってきた仕事は、どんどんしていくべきだと思うのです。
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難しいのは、やりたくない仕事です。
やりたくない仕事があるのはしようがないと思います。
大切なのは、やりたくない理由です。
なぜ、やりたくないのか。
多くの場合、することができないからではないでしょうか。
これには、単純作業や繰返作業なども含まれます。
みんなができているのだから、自分はできる、あなたはできる。
この考え方は非常に危険です。
大多数ができているからといって、その人ができるとは限らない。
仕事というのは、そういうものだと思います。
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考え方の一つに、やればできる、というものがあります。
やればできる、でもそのチャンスがないから今はやれていない、というものです。
私は、これは詭弁だ、と思っています。
することができないから、チャンスが訪れないのだと思っています。
時間が足りないからできていない、という言い訳もできます。
しかし、それも、できるかどうかわからないから後回しにしているのであって、もっと言えば、できない可能性が高いと認めているから後回しにしているのだとさえ思います。
そうであれば、やればできる仕事のことなんて考えずに、することができる仕事に注力すべきでしょう。
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繰返しますが、することができるから仕事をする、というのが私どものモットーです。
現在ご依頼いただいている案件は、全てすることができるものですから、ご安心ください。
このモットーを念頭において、私どもが提供することができるサービスを、さらに拡げ、とことん追求していきたいと思います。
弁理士 森本 敏明
To the NEXT STAGE ~知的財産を活用して次なる段階へ~
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