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【日常】 冷蔵庫と特許

子供が増え、今後の成長を見越して、冷蔵庫を買い換えようと思っています。
決算期だから、今がお買い得というのもありますね。

そんなわけで、買い換えるとしたら、大型の冷蔵庫。500L以上のものを買おうと思っています。

各社それぞれの機能を備えたものを売り出しており、選択に困っています。瞬間冷凍ができるものや、生鮮食品を美味しく保存できるもの。用途によって、必要な機能を吟味しなければなりません。それに冷蔵庫の値段はけっこうなものなので、そう簡単に買い変えることもできなく、頭を悩ませています。

ところで、電気屋さんで冷蔵庫の扉をパタパタとしていると、大容量のものほど扉が大きく、開けるのに力がいることに気付きます。実は現在我が家が使っているのは東芝製の冷蔵庫で、ワンタッチで扉を開けることができるものです。そこで、店員さんに「ワンタッチで扉の開閉ができるものはないのですか?」と聞いたところ、「東芝製のものしかないです。」との答え。ちょっと、苦笑い気味でした。私も弁理士ですから、「そうか、特許を抑えているのだな。」とピンときました。といっても、家電業界では常識的なことなのかもしれませんね。

そこで、店を後にして該当する特許について調べてみました。そうしたら、ありました。特許3559730をはじめとする、一連の関連する特許のようです。ちなみに、特許3559730の出願日は平成11年8月17日とあります。 特許期間満了まで10年弱ありますね。この点では当分の間、優位性を保っていられそうです。扉の開閉などは冷蔵庫の本来機能ではありませんが、日常的に使用するユーザーとしては見逃せないポイントではあります。

まだどの冷蔵庫を購入するかを決めていませんが、機能による選定が難しいのであれば、使い勝手がいいものを選んでしまうかもしれません。冷蔵庫の場合、試用するなどして、機能を実感できないのが痛いところです。

弁理士 森本 敏明

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