【更新】WordPressの引越し
ブログを引っ越しました。今回の記事は備忘録です。なお、URLに変更はありません。
ご存知のとおり、本ブログはWordPressを利用しています。
WordPressは度々更新があるのですが、ここ最近は更新できていませんでした。
WordPressのサーバーはレンタルサーバーを利用していたのですが、そのレンタルサーバーでのPHPバージョンが古く、アップデートもないので、更新できなかったのです。
これまでは閲覧する分には問題ないということで放置していましたが、頻繁に投稿するようになるとやっぱり気になるものです。
というような事情のために、思い切ってWordPressをサーバーごと引っ越しすることにしました。
当初は、WordPressのバージョンが移行元と移行先とで違うので、丸ごと移すと不具合が生じると思い、記事とテーマだけを移そうと考えていました。ところが、やってみたらなかなかうまくいかず。
そこで、やっぱり丸ごと移そうと、プラグインを使うことにしました。
使用したプラグインは「All-in-One WP Migration」。メジャーなプラグインで、ほぼ一択です。
まず、移行先のサーバーにWordPressをインストール。
次いで、移行元と移行先の両方のWordPressにAll-in-One WP Migrationをインストール、有効化します。
移行元で、All-in-One WP Migrationのメニューからエクスポートを選択。
容量が300MBほどあったので、それなりに時間がかかりました。これは移行元のサーバの性能にも依存します。
エクスポートが終わるとブラウザ上からファイルを取得できるはずですが、これまたサーバーの関係でダウンロードできず。
ただ、ファイルはサーバー上にバックアップがあるので([wp-content]→[ai1wm-backups]→wpressファイル)、それをFTPソフトを用いてダウンロード。
次は、移行先のWordPressについて、All-in-One WP Migrationのメニューからインポートを選択。そして、いざインポートしようとしても、ファイル容量が大きいのでインポートできず。
そこで、FTPソフトを使って、移行先のWordPressの.htaccessファイルをダウンロード。
このファイルにファイル容量制限を上げるようなコードを記入。具体的には以下のとおりにして、容量を500MBに上げました。
php_value post_max_size 500M
php_value memory_limit 500M
php_value max_execution_time 300
php_value max_input_time 300
これで問題なくインポートができ、無事に移行元と同じ環境を移行先のWordPressで再現できました。
移行元と移行先とでWordPressのバージョンやPHPのバージョンが違っていましたが、問題なかったです。
あと、ブログには独自ドメインを設定しているので、ドメインのネームサーバーも設定し直しました。ついでに、サイト証明書を取得して、https化も実施。
このように書けばなんてことはないのですが、実際はエラーが出る度にいろんなサイトにあたって問題を解消し、現在に至っています。
苦労しただけあって、最新のWordPress環境を構築できたので、いろいろと使い勝手がよくなりました。
レンタルブログサービスと違って、WordPressは自由度があるのですが、その分、メンテナンスが必要になります。自由には責任がつきもの、ということですね。
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弁理士 森本 敏明
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