【質】 芳しくないサービス
先日、テレビをみていたら、味がイマイチの飲食店を扱った番組が放送されていました。
番組の妥当性の是非はともかくとして、興味深かったのが、これらの店に共通点が垣間見られたことです。
味そのものではなく、味に至る背景が似通っているように思えました。
例えば、虫が飛び交うなど、店内の清掃が行き届いていないこと。
そして、料理は注文から出てくるまでが遅く、料理内容がメニューから勝手にアレンジされて出てくるものもありました。
肝心の味は、不味いというよりは、薄いというものが多かったように思います。
味が薄いのにはいくつか理由があるのでしょうが、手間暇をかけていないことも要因の一つにあると思います。
番組では飲食店を取り上げていましたが、これらの至らない点は他の業態にも当てはめ可能です。
特許事務所でいえば、
・事務所内が整理整頓されていない
・依頼から案送・納品までが長い
・依頼内容と違うものが案送・納品されてくる
・案送・納品されてくるものは、原案どおりのものやコメントどおりのものであり、思慮が足りていなく内容が希薄
と言い換えることができるでしょうか。
結果的に、高品質、すなわち、「対価を支払いたい」質には、ほど遠くなります。
成功例を当てはめるのは難しいですが、失敗例を当てはめるのは容易です。
学ぶべきは失敗例とさえ思っています。
「人の振り見て我が振り直せ」とは、よくいったものです。
口先だけではない、真の「最高品質」を自負できるように、日々精進します。
弁理士 森本 敏明
To the NEXT STAGE ~知的財産を活用して次なる段階へ~
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