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【読】 裁判例の参照方法

内容的には前回の投稿の続きです。

弁理士業では、日常業務の一環として、裁判例の参照が必要不可欠です。

特定のテーマの裁判例を調査して読むこともあれば、近時の裁判例に目を通すようにもしています。

前者の場合は、裁判例をPCモニター上で確認して、重要と思われる部分をコピーして、ワードなどに貼り付けるようにしています。こうして溜めた情報は、意見書、鑑定(見解書)、執筆などに役立てています。

一方、後者の場合は、さっと目を通すのが主目的なので、読書の感覚と近いものがあります。

ただ、「紙と同じように」マーカーを付けたり、メモ書きをしたりすることが必要になります。

そこで使用しているのが、
iPad Pro 12.9インチ+Apple pencil
です。

使い方としては、前回の提出書面の校正と同じなのですが、外出先でも参照できるように保存場所はGoogleドライブを利用しています。

判決文の1頁目に、読んだ日付と読み返しの要・不要を書いて、とにかく数をこなす、というようにチェックしています。

読書の場合はむしろ文庫本を好んで読みますが、メモ書き等をする場合は画面サイズが大きい方がいいような気がします。

とはいえ、けっきょくは好みの問題かもしれませんね。単に、画面サイズが小さいものは合わなかったというだけなのでしょう。

 

弁理士 森本 敏明

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