【愉】アメリカのプロスポーツ事情

投稿：2021年02月04日

アメリカのプロスポーツを日々楽しんでいます。

アメリカの４大プロスポーツといえば、アメフト（NFL）、バスケ（NBA）、アイスホッケー（NHL）、野球（MBL）ということになります。

これ以外にも、プロレス（WWE）、サッカー（MLS）、カーレーシング（INDY）、テニス、ゴルフなどが人気でしょうか。

４大プロスポーツのうち、現在はNFL、NBA、NHLがシーズンイン。

MLBはこれから開幕するのでしょうが、球団と選手の間でゲーム数やサラリーについてわだかまりがあり、すんなりと開幕しないかもしれないですね。

NBA、NHLはシーズン真っ最中ですが、NFLは今週の現地日曜日に行われるSuper Bowlをもって、シーズンが終了します。

シーズンを通して楽しませていただきましたが、よくシーズンを終えることができたな、というのが率直な感想。

もちろん、COVID-19のことです。

シーズン中ではゲームが延期になったり、特定の選手が出場停止になったりと、いろいろありました。ですが、NFLの厳格なCOVID-19プロトコールの下、球団、選手が理解・協力して、シーズンを進めることができました。ファンからすれば、素晴らしいの一言です。

NBAも同じで、厳格なCOVID-19プロトコールの下でゲームが行われています。

NFL、NBAともに、組織トップのリーダー力が突出しています。さながら大統領のような感じですね。ここが日本と違うところでしょうか。

ところで、NBAでは２人の日本人ががんばっています。

一人はワシントン・ウィザーズの八村塁選手。もう一人はトロント・ラプターズの渡辺雄太選手。

現地の実況は、基本は「HACHIMURA」、「WATANABE」と呼んでいるのですが、そのうち、発音が面倒になるのか、「RUI」、「YUTA」と呼ぶようになります。それだけ２人の選手が活躍しているということです。

ただ、「YUTA」（ユータ）の発音も難しいらしく、ユタ州の「UTAH」（ユター）という発音になります。初めて聞いたときは、どうしてここでユタ大の話が出るんだろうと思っていたら（実況中に大学名が出ることがよくある）、渡辺選手のことだったんですね。

この２人のいるチームの対戦が日本時間の来週１１日にあります。ちょうど祝日なので、観戦するにはもってこいですね。

ただ、八村選手はウィザーズの先発選手でゲームに出るのが確実ですが、渡辺選手はまだわかりません。

というのも、渡辺選手は、ラプターズとその下部リーグのチームとの2-WAY契約を結んでいるので、ラプターズのゲームに出られる回数が制限されています。

しかし、ここのところの渡辺選手の大活躍。非常にエネルギッシュで、ミスを恐れずにプレーする姿には感動します。チームのあるトロントでも人気がうなぎ登りだとか。なんとか１１日に出場してくれないものでしょうか。

あと、NFL、NBAでは女性の審判が増えました。NBAではアジア系の審判も増えたように思います。この辺も日本のずっと前を進んでいるような感じがしますね。

ところで、NFLやNBAのゲームを見ていると、現地のCMが流れます。

日本企業として、TOYOTA、HONDAのCMが目立ちます。アメリカ市場を重視しているんでしょうね。

一方、気になるというか、最近増えたのはTokyo 2020 OlympicのCM。

アメリカはオリンピックが開催されると見込んでいるのでしょうね。

実際、アメリカのプロスポーツは試行錯誤してシーズンを進めているわけですし、COVID-19が中止理由にはならないと考えているのではないでしょうか。

アメリカという国は、スポーツ無しでは生活ができないというのが本当のところかもしれません。

アメリカが積極的であり、おそらく中国、ロシアも開催を見込んでいるでしょうから、後はヨーロッパがどう判断するかですね。

他国の思惑を考えると、オリンピックを開催する可能性は高いのかもしれません。イスラエルではワクチン接種により感染率が低下しているというニュースもありますので、後はワクチンの供給次第でしょうか。

いずれにせよ、COVID-19が早期に収束することを切に願います。

弁理士　森本　敏明

To the NEXT STAGE　～知的財産を活用して次なる段階へ～

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