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【防御】ワクチン接種1回目と2回目

 

Natureにて興味深いデータが記載されていました。

 

Nature Vol.595 p.17に、アストラゼネカ製とファイザー製のワクチンの効果について、データが載っています。

英国でのデータですが、両社製ともに、1回目接種では、デルタ株によるCOVID-19の症状が現れるリスクを33%まで減らすということです。

アルファ株(従来株)の場合は50%まで減らすことができるので、デルタ株の強勢がわかります。

一方、2回目接種により、アストラゼネカ製のワクチンは、デルタ株については60%、アルファ株については66%にまで防御効果をブーストするようです。

そして、ファイザー製の場合は、2回目接種により、デルタ株については88%、アルファ株については93%の防御効果があります。

ちなみに、感染した者のうち、入院した者の数は、デルタ株感染者はアルファ株感染者の2倍だったそうです。

アストラゼネカ製のワクチンの効果については少し気になるところですが、それでも両社製ともに2回目接種により症状の発現を大きく抑えることができます。

要は、デルタ株は警戒をしなければならないけれども、ワクチンの効果はデルタ株にも及ぶということです。

ただ、そのためには、2回目接種がかなり重要、ということもわかります。

こちらのサイトによれば、日本での2回目接種した人の割合は人口比25.5%(7/26現在)のようですね。

現在は感染者が増えている状況ですが、2回目接種率が50%を大きく超えるようだと、状況が改善していくのかもしれません。

あと、最近はあまり触れられていませんが、接種回数に限らず、外から帰ってきたときには手洗い・うがいは必須だと思います。この点をもう少し周知徹底すべきかと思います。

外から持ち込んだウイルスを除外し、家庭内・職場内での伝染を防ぐのが何よりも肝要だと思います。

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弁理士 森本 敏明

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