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【説】 食品化学新聞の記事の補足

食品化学新聞(2016年4月7日;第2628号)の第2面に、森本が書いた記事が載っております。


この記事、投稿したのが2月9日なので、少し情報が古くなっています。

そこで、少し記事内容を補足させていただきます。

記事中、食品の用途発明に係る審査基準が4月以降に改訂される予定であり、そのために審査が一時中止されている旨の記載があります。

これは、すでに過去形となり、審査基準は改訂されました。

4月以降は、食品の用途発明が大幅に認められるようになります。

次に、記事中に、食品の用途発明に関連して、用法・用量の発明も認められるようになる可能性がある旨の記載があります。

しかし、現段階では、食品については、用法・用量の発明は認められないという運用をとるようです。

この点については、以前のブログ記事でも触れたとおりです。

ただし、薬機法における医薬品・食品の区別を特許制度に持ち込む理由はないと思われますので、この点は将来的には変更があるかもしれません。

記事に関するご質問・ご意見のある方は、メールフォームよりお願いします。

本記事は発行社である食品化学新聞社様から好評をいただいており、この内容を基にした講演依頼をいただいております。

それを受けて、5/20にifia JAPAN/HFE JAPAN 2016にて講演しますので、宜しければ足をお運びください。

 

弁理士 森本 敏明

To the NEXT STAGE ~知的財産を活用して次なる段階へ~

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