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【嬉】 連載して良かったこと

現在、商業誌「食品工業」という食品分野の専門誌にて、「食品特許による技術経営のススメ」というタイトルで連載をしています。


雑誌自体は月に二度刊行されているのですが、私の連載は月一回。今月号で連載20回目を迎えます。特集記事との兼ね合いで休載することはありますが、もうじき連載開始から2年が経つのかぁと思うと、感慨深いものがありますね。

記事は、なるべく専門的にならずに、他書で触れられていないような視点をなるべく多く盛り込むように執筆しています。「専門的にならずに」というのは、経営者の皆様にも読んでいただきたいというのと、知的財産を担当している方には、自身でお読みいただくだけではなく、研究開発を担当している皆様への教育用資料としてもお使いいただきたいと思っているからです。

そして、先日出席した、とある会にて、こんなことをお聞きしました。
「先生の『食品工業』の連載、拝見してますよ~。切餅事件の解説は分かり易くて参考になりました。そういえば、当社の知財担当者も見てるって言ってましたよ。そのまま教育用資料に使えるってありがたがっていましたよ。」

このことを聞いて、私の頬は緩みっぱなし。飛び上がらんばかりに嬉しく思ったんですね。読んでいただいているという事実もさることながら、教育用資料として扱っていただいているというのは、著者冥利につきるのではないでしょうか。

ちなみに、切餅事件の解説は、本連載の第16回、2011年11月30日に発売された「食品工業」12月30日号に掲載されております。記事では、中間判決の内容を受けて、原審と中間判決との違いに焦点を充てて解説しています。その後、最終判決が出ましたが、あえて誌面を割くのではなく、審査内容も含めた本事件を総括した内容をセミナー形式でご希望の方に聞いていただきたいと考えています。詳しくは後日紹介させていただきますが、5月29日の午後、JR新橋駅周辺で開催する予定で計画しています。ご関心のある方は、今しばらくお待ち願います。

何にでもいえることですが、続けるのは苦労を伴いますが、嬉しさも倍増するものですね。

弁理士 森本 敏明

知的財産による「急成長」の実現へ、

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