【参】 本の選び方
勉強は、本探しからはじまります。
すでにある程度の知識を入れているテーマについて、もう少し深く勉強しようと思ったときの本選びは簡単です。
自分の知りたいことや最近の情報がより深く書かれている単行本や雑誌を選べばよい、ということになります。
技術テーマの場合は、論文で十分ということもありますね。
それに対して、これから新たに勉強しようと思うテーマについては、本選びは難航します。
それでも、特殊な技術テーマの場合は、選択肢がほとんどなく、入手可能な本を選ばざるを得ないときもあります。
問題は、関連する書籍が溢れるほどあるテーマについて勉強しようと思った場合。
例えば、Adobeのアプリの操作を学ぼうと思ったときなどです。
この場合には、まずインプットした知識をどのようにアウトプットしたいのかを考えます。
そしてそのアウトプットを完全に実現できる最低限の知識が得られる書籍を選ぶようにしています。
インストールの方法や画面の説明などはなくてもよく、「これは使わないなぁ」と感じる機能の説明頁数が少ないものを選びます。
机上で場所を取らずに、頁を開いたままに維持できるという点も重要です。大型判や分厚いものは除外されます。
このような条件は勉強したいテーマによって変わることでしょう。
そして、けっきょくのところ、良書に巡り会えるか否かは運の要素が強いと思います。
予算が許す限り、いろいろな本を試してみるしかないのかもしれません。
避けたいのは、ネット書店での評判の善し悪しを決定トリガーにすること。
著者や出版社(編集者)の他の作品を参考にするのも、一つの手ですね。
弁理士 森本 敏明
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