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【感】 年度末&事務所体制に想ふ

3月下旬に入り、年度末の出口も見えてきました。

2月、3月と、事務所員一同で目の前の業務にしゃかりきに対応してきました。

ここにきて、やっと終わりが見えてきたのも、スタッフ一同のがんばりの賜です。

ご依頼をいただいているお客様に感謝を申し上げるのは当然のことながら、対応するスタッフに対しても感謝の念でいっぱいです。

自慢でしかないのですが、現在の事務所体制は、「これなら!」と思えるものです。過信や油断は御法度ですが、それでもこの先も戦っていける、そう思える陣容であると自負しています。

今のメンバーをみて、やっと私どもに適した人材というのがわかってきました。

かなり遠回りしたようにも思いますが、人材採用の基準ができたのは何よりです。この点で悩むことはなさそうです。

私どもは質の高い仕事を求めています。各メンバーには、そのことを自覚して、責任をもって業務にあたってもらわなければなりません。

出願・権利化の業務であれば、お客様の望む態様で権利化する。情報提供・異議・無効化の業務であれば、対象出願・特許を潰すように書面を作成し、調査をする。侵害予防の業務であれば、お客様が商品等を安心してマーケットに置けるように問題のある特許・出願を調査・鑑定する。私どもの目の前にあるのは、ミッション・コンプリートでしかありません。

しかしながら、はじめての業務には戸惑うこともあるでしょう。そうであれば、他のメンバーに助けを求めることが必要になってきます。悪しきことは独りよがりの自己完結です。外形的には仕上がっているように見えても、中身がスカスカでは話になりません。

私どもはメンバーによって職務の違いはあれど、一つのチームであることには変わりありません。メンバーへ相談にのってもらって、メンバーからの相談にのる。そういったスタッフを求めています。

中堅から大手の特許事務所であれば、ひたすら出願業務にあたればよいので、パーティションに囲まれて黙々と仕事をする、ということも可能でしょう。

しかし、私どものように、出願もして、審査対応もして、調査もして、情報提供もして、異義申立もして、無効審判もして、訴訟もして、鑑定もして、パテントマップを作成して、コンサルティングもして、・・・となると、やはり一人に求められるパフォーマンスには限界があります。チームでやっていかなければ、どうしようもない、というのが本音です。

明細書が書けるようになりたい!明細書を書いていたい!、と思う人は、大手の特許事務所の方が向いています。知的財産権を通じてお客様のお役に立ちたい!、という方を、私どもは求めています。

3月上旬に新しいメンバーを迎えましたが、新たにもう一人、追加して募集します。

経験のある弁理士であれば好ましいのですが、資格や経験の有無を重要視しつつ、他の面にも重きをおきます。安直な言い方かもしれませんが、チームとしてのケミストリーに期待します。

引き続き、ご応募お待ち申し上げます。

ちなみに、業務の話が出ましたが、私どもでも残念ながらお断りする業務もあります。例えば、意匠の鑑定のご依頼については、間違った結論を導くリスクも考えて、お断りさせていただく場合があります。著作権のご相談も同様です。

できることには最高の品質を、できないことはお受けしない。シンプルな経営方針を心掛けています。

 

弁理士 森本 敏明

To the NEXT STAGE ~知的財産を活用して次なる段階へ~

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